アキハバラ@DEEPを観ました

タイトルにあるように、アキハバラ@DEEPを観ました

 

2000年初期…まだ萌え文化が浸透しはじめた頃の、アンダーグランドな秋葉原を舞台としている映画です。映画自体も2002年公開と、比較的古い映画です。

私もこの頃の秋葉原の印象が強く、夜は新宿の歌舞伎町と同じ緊張感がある…ので夜は絶対一人で出歩かない。

 

さて、あらすじ。

元ハカーや、アメリカの高校を飛び級し現在マサチューセッツ大学学生の天才プログラマが、協力して全く新しいコンテンツを製作してしまったが為に、巨大組織に立ち向かうことになるっていう…何とも覚えのある設定。

(悪く言っているわけでなく)

 

でもこちらはさらに混沌とした秋葉原。更に実写…胸糞悪い描写がかなりある…確かにこのカオスを上手く表現しているが、正直観る人を選ぶ映画です。でも心にはずっと残っています。

もし興味があれば是非。

現在Amazon prime対応作品なので。。

 

さて、劇中では個性的な仲間5人が結託して1つのコンテンツを作り上げています。私としてはチームのあるべき姿だと感じたわけです。

小学生サッカーのように全員でボールにわ〜っと向かって、何とか力技でゴールを決めるなんてもう古い。(未だに多くの企業がこれだと思う…弊社も漏れなく…)

チームはバックグラウンドが違う人達の集まりだからこそ、異なる視点が出来、各々が得意分野で活躍出来るからこそチームとして成果を上げることが出来るのではないか。

単なる1つの軸だけの優劣ではなく、y、x、z軸を含め多次元で考えなければならないのではないか。。。。

 

でもこれって、みんな頭ではわかってるんですよね。きっとうちのリーダーもそうだと思います。

 

では、なぜ実践出来ないのか…それはお互いに信頼できていないからと考えています。

新人研修では、信頼されるためにはどうしたらいいのかは習ったけれども、信頼し合うにはどうしたらいいのかは習っていない。なので、信頼する過程のお互いを尊重する接し方がわからないんですよね。

そこで私が実行したことは、まず信頼に至るまで圧倒的にコミュニケーションが足りていないので、お互いを知ることに着目し、新卒ながらLightningTalk大会を提案しました。(生意気な新卒め…)

 

詳細な結果の話はまた次回にしますが、実施した結果は上手くいったと思います。グループ内で会話量がかなり増えましたし、プロジェクトの垣根を超えて情報交換している姿が見受けられました。

しかし、業務として考えるとまだまだ不足しています。その人は何が得意で、何が苦手なのか、どこにモチベーションを感じるのか、そういったところをハッキリと共有しなければ業務には響かないのだと痛感しました…

 

アキハバラ@DEEPのようなチーム作りはまだまだ道のりが遠いですが、ひとりひとりの意識によって変化してくるものと思います。

まず隣の席の人がどういうことに興味があって、どこにモチベーションを感じているのか、不満はどこか、知ることから始めていきたいと思います。